奥区について
奥は、沖縄本島の最北端のムラである。赤瓦屋根の多い美しい集落だ。北に開かれ、平たい与論島を望む。
奥は山国でもある。奥の周囲には、尾西岳・ユグスク(世城)・西銘岳(420m)・メーナガニ・大堂の深い連山が囲む。
山々にはノグチゲラやヤンバルクイナ、そしてリュウキュウイノシシなどが生息する。集落と農地は、山々に取り巻かれた盆地状の低地に立地している。
中央部を清流の奥川が流れる。その源流をたどると、カイチ(タチミチ)川は尾西岳に、メーナガニ・大堂はチヌフク川につながっている。流路延長6.6km、流域面積109平方km。奥川の流れは奥口(現在のおく港)に至る。
奥小中学校東側にはウイノー・シルカニジ・ウグ等のイノー(リーフの内側の浅い海)があり、西側にはイリイノー・ウローラ・ユッピイノー等のイノーがある。
このように背後を深い山々に抱かれ、水清き奥川が流れ、前に豊かな海を配し、静かで美しいムラに私たちは住んでいる。
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奥の人口
奥の人口は現在200人を割っているが、約120年前の1880年は541人、1903年は886人、戦後の1950年は1296人も住んでいた。最多の時に比べて今は1/6に減り、高齢化も進んだ。
奥の産業
現在の奥の産業は農業が中心だ。以前は田畑とも国頭村で1,2位を競っていた。山仕事も盛んであった。現在はサトウキビのほか、特産品はお茶・ミカン類・スモモ・牧畜である。特にお茶は県内最大の産地を形成し、県内外に出荷されている。30年前、ユイマールによる農業経営が高く評価され、「朝日農業賞」を受賞した。
現在正業である農業をしっかりやるほか、鯉のぼり祭りなどを開催して、子供から大人・老人までみんなでムラおこしに頑張っている。
2001年4月29日には交流館・資料館そして宿泊施設からなる「奥ヤンバルの里」を開設し、多くの人びとの訪問を受けている。
どうぞ家族・友人誘い合ってなつかしい山原の自然と暮らしの里・奥を訪ねてください。